礼服と喪服の違い
いわゆる礼服と言われるものは、冠婚葬祭の全てに着用することが出来る服です。
喪服は、礼服の中の冠婚葬祭の『葬』である弔事用で礼服は慶事用ということです。
礼服も喪服も一見は同じ黒であるのことには変わりがありませんので違いがあるのか疑問に感じる方もいることでしょう。
女性が着用する着物については、違いというものはありませんが喪服としての着物は無地に家紋のみというのが一般的です。
洋服については、葬儀などは光沢のないものを選び、逆に結婚式などには光沢のある華やかなものを選びます。
結婚式に光沢のない黒の洋服を着ていくことはマナー違反ではありませんが、お葬式を連想されるために敬遠されています。
男性の洋服については、冠婚葬祭どれでも着用できるものです。
ネクタイの色を黒と白を変えるだけで問題ありませんが、ひとつ注意して欲しいことは、喪服として売られているものには薄い黒色のものもあります。
そういったものは弔事用ですので慶事用としては使用できません。
一般的に、金額の高いものほど黒が濃く仕上げてありますので男性が冠婚葬祭のどれでも着用できる洋服を用意する場合には、多少の初期費用は必要かもしれません。
同じ黒でも、その目的や与えたい印象が違うため、礼服と喪服で分けられているのです。
同じ黒でしょう?と兼用にしてしまっては、実はマナー違反をしてしまっている場合もあるかもしれません。
最低限のマナーとして、その場に合った服装を選ぶようにしたいものです。
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2015年5月22日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:日々雑感
喪中のお正月
喪中の年末年始、および葬儀後の日がまだ浅い時期での年末年始は、どのように迎えるのが望ましいのでしょう。
結婚式への出席を避けたり年賀状を辞退したりなど、慶事を避ける場合がほとんどですが年末年始はどのようにしたら良いのか迷います。
例えば、初詣や年末のお墓参りなど一般的にはどのようなケースが多いのでしょうか。
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2015年2月9日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:お墓参り
喪明け(もあけ)までの法要
葬儀後の法要は、初七日から始まり七日ごとに四十九日まで行います。
仏教では、亡くなった方の魂は四十九日まではこの世を彷徨っていると考えられています。
七日ごとの法要は、亡くなった方の魂を無事にあの世に導くための道しるべとの意味や成仏できるようにと願いがこめられています。
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2014年12月7日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:ご供養について