末期の看病

末期の家族を抱えているご家族は苦労が耐えないものです。

末期の場合は、病におかされて人が変わった様になってしまう方も割合たくさんいらっしゃいます。

末期の方には、その方にしかわからない恐怖や苦しみ、そして痛みと戦っていらっしゃいます。

その事を少しでも心に留めて手助けをしてあげてください。

人は人に理解されることで、色々なことから解放されるものです。

ですから理解されるだけで病気の痛みが癒えるということがおこります。

心の不安から、余計に痛みが増すということは、末期の方でなくても誰もが経験したことがあるのではないでしょうか。

もし、ご家族が回復不能な状態にある場合は、とにかく痛みを緩和する治療を施してもらい、安らかな日々を送っていただけるよう尽力しましょう。

緩和ケアなどの痛みをとる治療は、体や心を充実させることを目的とした治療法です。

痛みから解放されることで死や病気と向き合う余裕が生まれるそうです。

それから、末期の看病で大切なのは、誠実に接することです。

病人は心が敏感に揺れ動いていますから、病気のことにも感心を持ち、痛みや苦しみを分かち合いましょう。

様々な苦しみや痛みについて話を聞くだけでも、病人は楽になるそうです。

それから繰り返し病室を訪問しましょう。

寂しい気持ちは痛みを再び呼び起こしてしまいます。

会話ができなくなってしまっていても繰り返し訪問し、心と身体を触れ合うことでコミュニケーションをとりましょう。