最も大切な家族の死

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先日こんな話題を耳にしました。

ある母親が愛する我が子を亡くしました。

どうしてもお墓の中に遺骨を納骨することができません。

「できれば自分のそばに置き、毎日語りかけながら暮らしたい。」と言う様な話の内容でした。

聞いているこちらも悲しくなり、本当に胸が詰まる様な想いでした。

ですのでご本人の心はどれほど、傷付き、嘆いているのだろうと感じました。

人の親ならば、誰もが想像するだけで悲しくなる我が子の死。

自分の命よりも我が子こそが大切だ、と思うのが人の親というものです。

お骨を納骨できないのも無理からぬことではないでしょうか。

遺骨の納骨については、時期に期限はありません。

心が癒えるまで手元に置いてもかまわないものです。

しかし、いつまでも遺骨を手元に置いて、毎日泣いて暮らすというのはいかがなものでしょう。

先立った愛するお子様も、そんなお母さんの姿を見て同じく泣いているのではないでしょうか。

そして泣いてばかりいると心身がまいってしまいます。

お骨を手元に置いておく人ほど、心が再生せず病となってしまうとも聞きます。

ですので自分のためにも、お子様の為にも、一周忌を迎えるころまでにはお骨を埋葬するほうが良いのではないでしょうか。

また、今では、グリーフケアという大切な人を亡くした人の為のサポートがあります。

悲しみの心が再生するまでには、何より時間が必要ですし、また努力も必要です。

この辛く長い道のりを乗り越えていく作業を「グリーフ・ワーク」と呼びます。

一人では乗り越えられないほどの悲しみを背負ってしまった遺族にはケアが必要なのです。

最も身近で、そして最も大切な人の死。

それは何よりも辛い試練でもあります。

この試練を乗り越えるためには、適切なサポートを受ける必要があるのです。

このケアを行っている団体は、全国にたくさんあります。

市民グループレベルにまで及ぶと本当にたくさんのグループがあります。

家族を亡くしていない方もいずれは訪れる悲しみです。

予め調べておくのもいいかもしれません。

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2013年2月18日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:現代終活考

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