神棚と仏壇を置く場所

butsudan_basho001

さて仏壇を置く場所に決まりはあるのでしょうか。

一般的には「神棚と仏壇を同じ部屋に置いてはいけない」などといわれています。

しかし、これについて私は異論があります。

私の意見としては「それほど気にしないで良い」というのが率直なところです。

そもそも、仏壇と神棚を一緒にしてはいけないという論拠は、仏壇は仏教、神棚は神道なので、二つの宗教が同じ部屋に混在してはいけないというものです。

しかし、日本の歴史を紐解いてみても分かるように、お寺と神社が同じ境内にある状況も決して珍しくないのに、急に同じ部屋にしてはいけないというのは、少し妙な話だと思えてなりません。

元々日本人は神様と仏様どちらか一方と決めつけるのではなく、これらを共に信仰してきた鷹揚な民族です。

今更のように「部屋を変えたほうが良い」などと言いだすには違和感を覚えます。

そのような肩肘の張るような観念よりも、大切なのは信仰心や感謝する気持ちです。

双方が同じ部屋にあったとしても、どちらも大切にして、まめに手を合わせる気持ちがあれば良いと思います。

ただ、仏壇と神棚を向かい合わせに置くことは避けましょう。

その理由は、どちらか一方をお参りするときには、もう一方にお尻を向けてしまうからです。

それから仏壇や神棚を置く方向にも色々なことが言われていますが、これもさほど気にする必要はありません。

なぜなら、それぞれ言われていることが違っていたり矛盾点があったりするので、これら条件の全てを満たすのは我が国の住宅事情においては至難の業となります。

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます:

    仏壇が家にないという家庭も最近では珍しくはありません。 以前は家を建てたと同時に仏壇を置くスペースを考え、家を建てた時…

    日本では、明治維新の時に明治政府が神仏分離令を出し、仏教と神道を別々にまつるようになるまで、お寺の中に神社があったり、…

    新しく仏壇を購入した際、何処に置けばよいのやら…と悩んでいる方が、意外に多くいらっしゃるようです。 今回はあらためて、…

    仏具にはたくさんの種類があり、その値段も千差万別です。 仏具を購入する際に重要な点は、自分の宗派の家庭の事情に合った物で…

    神棚の存在を知らない方は、日本人であれば一人も居ないと思います。 日本人誰もが、知っている神棚の存在ですが、そもそも何…

タグ

2012年9月15日 | コメント/トラックバック(0) |

カテゴリー:仏壇と仏具

このページの先頭へ