シリーズ~お墓は誰が継ぐ? その2


※画像はイメージです

現代では、人は縁で結婚するのではなく、好きで結婚することの割合が多いのではないかと思います。

その昔は、一生添い遂げる、若くして伴侶が亡くなった場合でも、縁伝いに嫁ぐ、あるいは、もらう(兄嫁を、弟が娶るとか)ケースなども珍しいことではなかったのだと、祖父母から聞いたことがあります。

今は、相手が嫌いになったら、我慢はしないで離婚を選択し、また好きな人ができたら再婚をする。

それも、1回や2回ではなく、結婚と離婚を繰り返し、男女ともに元々の姓がいったい何さんだったのか、本人にしかわからなくなることもあるようです。

これは一例です。

奥さんに先立たれた男性と、協議離婚して旧姓に戻った女性が、50代で再婚をしました。

女性の方が跡取りというか実家に一人暮らしをしていたので、男性が仏壇を持って同居しました。

女性の方も先祖代々の仏壇を持っていたので、その家には2つの仏壇があり、二つの宗派が存在していました。

そして晩年。

脳梗塞を患った夫の方は、身体が不自由になったこともあり、仏壇は持たずに、グループホームに居を移しました。

残された妻も、同時期にがんを患い、入退院をしながら、自宅で暮らしていました。

が、ほどなく亡くなってしまいした。

夫は、妻が死んだ事をあまり理解できないようでいました。

妻はどんな選択をしたでしょう。

再婚、嫁いで姓が変わっているのに、実家のお墓に入りました。

入退院の合間に、実家の菩提寺の住職に相談の上です。

葬儀も実家側の菩提寺であげ、骨も実家のお墓に入りました。

そして、1周忌法要を済ませると同時に、姪や甥の手で、そのお墓は「墓じまい」され、一族の骨は、菩提寺に合葬されました。

その数年後、夫も亡くなりました。

夫には連れ子の息子(といっても、当時60代)がいたので、最初の妻が眠る墓に埋葬されました。

お墓は、息子、孫に代々受け継がれていくということです。

夫婦であっても、今は誰とお墓に入りたいかを自分で選択できる時代になってきています。

ですので怖がらず、億劫がらずに、菩提寺の住職に相談してみてはいかがでしょうか。

ご自身の菩提寺がまだ定まっていない時は、いろんなお寺のご住職に相談してみて、自分が死後に一番居心地のいい場所に眠ることを選択できます。

仏の世界では、どこかのお墓に別々に収納されていても、きっとまた会うことができるのではないでしょうか。

そして、お寺さんと、もっと仲良しになってみてはいかがでしょう。

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2019年5月12日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:お墓や墓地のこと

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