一周忌

この世の中、生きていれば、とにかく色々と忙しいです。

葬儀やその後の法要に関していえば、昨今は葬儀の時に、初七日、四九日、百カ日、そして、一周忌まで済ませてしまうことが常です。

その後に来る三回忌などは、もう配偶者や子どもでもパスしてしまうことが珍しくないようです。

それを言い訳として、生きてる者の今が大切だからという理由です。

さて、果たしてそうでしょうか。

年忌に関しては、現代、祥月命日に近い土曜日、日曜日、祭日など比較的休むことができやすい日に設定されることが多いです。

その曜日に誰も彼もが法要をお願いするものだから、菩提寺側も一日が忙しく、一檀家当たりの供養時間がとても短かったりします。

お経は長ければいいものでもないが、中途半場に短かったなと感じる檀家もいれば、逆に短くて簡単に済んでよかったと感じる列席者もいます。

正直、お寺側から言ってしまうと、法要が重なると、法要膳も重なります。

今の法要膳は、精進あげの意味もあるので、精進料理というヘルシーな材料だけで作られたものではなかったりします。

また、地域的に同じ仕出し屋からのものも多いです。

菩提寺では、それを粗末にできないので、家族全員で食べて、また近所や親戚にも配っているとも聞きます。

熱心なお上人さんに関しては、粗末にせずにちゃんと食べて、その結果糖尿病率が高くなっていたり。

話が反れてしまいました。

一周忌に関しては、お寺の都合以外、祥月命日にあげるものだとしています。

それは、故人がいなくなって1年目の大切な日であり、故人を忘れていない思いを告げる日だからです。

特に血縁が深い人間ほど、大切な人が亡くなったら、翌年のカレンダーに印をつけて、会社なり勤め先に前もって必ず休まなければならない段取りをとっておきましょう。

また、遠方にいる方々は、その日に合わせて何日かの休みを予定して置くといいですね。

故人は、ただ亡くなった人ではなく、生きている時、あなたの身近だった人であるのです。

お寺の都合で法要がかなわなかったときは、お墓参りで心を表すこともできます。

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2018年11月30日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:仏事用語

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