春季彼岸会法要

3月に入り、寒暖の差がかなり激しくなっています。

今年はラニーニョ現象のせいか、未曽有の大雪や寒さに襲われた今季の冬、お彼岸になることでようやく落ち着くのでしょうか。

暑さ寒さも彼岸まで。

さて、今年の春のお彼岸は、3月18日(日)から、お中日の21日(月)を挟んで、24日(土)までです。

日曜日が入日であり、土曜日が送り日であり、お墓参りがちょうどよくできるような日にち設定です。

「彼岸」とは本来、煩悩を脱した悟りの境地のことをいいます。

三途の川を挟んで煩悩を捨て去ることのできない私たち生き物が住む場所を「此岸(しがん)」といい、仏さまのいらっしゃる極楽浄土である向こう側の世界を「彼岸」と呼び分けます(法律の意味づkでは、お中日の春分の日のことを「自然を讃え、生物を慈しむ」とされています)。

春分の日と秋分の日の中日(おちゅうにち)は、太陽が真東から出て真西に沈むとされています(天文学上には微妙に違いますが)。

この日の夕日が出ている時間が一番、浄土に近い、ご先祖様のお顔が見える近さにいると言われています。

ですから、西に向かって手を合わせ、浄土を思って拝むことが、光徳をつむと言われています。

さらに、このお彼岸の時期に、菩提寺で行われる彼岸会は、故人を供養すると同時に「六波羅蜜」を学ぶ大事な行事であります。

「六波羅蜜」とは、

1・布施=他人への無償の施しをすること。

2・自我=戒を守り、反省をすること。

3・忍耐=不平不満を言わず耐え忍ぶこと。

4・精進=精進努力すること。

5・禅定=心を安定させること。

6・智慧=真実を見る智慧を働かせること。

これらの6つです。

この6つを、仏道修行として、この期間に行うのです。

檀家同士で集まり、ご先祖様をご供養し、お墓参りをします(寒い時期に汚れていた、お墓を洗ってきれいにすることができる気候でもあります)。

さて、池上本門寺では、入日の18日(日)には池上奉賛会復興丹精者先祖代々追善供養を行います。

午後2時本殿にて始まりますので、ぜひ足をお運びください。

また、お中日の21日(月)には、午後1時より法話、2時より壇信徒各家先祖代々追善法要が厳修され、壇信徒各家先祖の霊に供養を捧げます。

お墓参りは、一つの子孫の今今の健在ぶりを伝える手だて、でもあります。

ご家族揃って、仏様ご先祖様に日頃の感謝の気持ちをたくさん持って行ってください。

南無妙法蓮華経。

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2018年3月9日 | コメントは受け付けていません。 |

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