洗心道場

「洗心」とは、洗う心と書いて、せんしんと読みます。

心を洗うことはすなわち、魂を磨くことです。

禊という言葉に限りなく近いと思います。

洗心をすれば、常心は、強く、正しく、明るく、我を主張せず、欲を捨て、皆仲良く愛和した感謝の生活になります。

池上本門寺では、毎年8月に一泊二日の日程で「洗心道場」というものを開いています。

お寺に泊まることは、日々の生活から離れることです。

写経をしたり、お坊さんのお話を聞いたり、お経を読み、緑ある境内を歩いたりする。

それによって、自分の心を見つめ直し、静かに自分と向き合います。

通常家庭での生活の中では体験できない、伝統仏教の修行をすることで、日頃心に溜まってしまう塵(ちり)を洗い流すのです。

年に1度の機会ですが、毎年内容は改良されており、毎年違った心の洗い方ができます。

前回参加したからという方でも、新しくご縁をいただいた方でも、参加した後はきっと参加前の自分とは違う自分になれるはずです。

めまぐるしく移り変わる濁流のような社会の中で、各々が持っている根っこまで流されることないように生きていきたい。

柳の木は柔軟で俗に「柳に風折れなし」と言われます。

そんな柔らかなしなやかな強さを持つために、修行してみませんか。

高校生以上であれば、性別も宗派も問うことはありません。

「行ずる」。

その心だけお持ちになってご参加ください。

日程:平成29年8月5日(土)~6日(日)

会場:日蓮宗大本山池上本門寺

予定内容:写経・法話・朝勤参列・境内案内・祈祷・唱題行、他。

参加費:一般15.000円/学生10.000円(要学生証)

*申し込み時点で支払います。

*準備の都合上、8月以降のキャンセルは、5.000円納付とします。

持ち物:筆記具、洗面・入浴具、着替え(活動しやすいもの)、箸、
    数珠(日蓮宗のもの)、寝間着、帽子、その他必要と思われるもの。

定員:40名

申し込み:池上本門寺布教部
     朗子会館(10:00~17:00)
     ℡03-5700-3151(代表)



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2017年7月24日 | コメントは受け付けていません。 |

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