清々しい香りのお線香「佳香 大宮」

今回ご案内するお線香は、玉初堂さんの「佳香 大宮」。

とても素直な香りです。

もともとこの香りは、昭和元年発売の「名香 大宮」を母体にして作られました。


すーっと清々しさが入ってきます。

「名香 大宮」は、香りの元となる漢方香料(インド産老山白檀、桂皮山奈、甘松、丁子)やその他の香料を基本に作られていたのです。

しかし、時代も少しづつ変われば、香りもまた少しづつ時代に寄せて行かねばなりません。

基本になった香りの特徴を、煙の少ないお線香という形にして再現したのです。

「佳香 大宮」は、昭和と共に生まれ、平成の御代まで約91年にわたる歴史を継承すべく創られた、現代生活の様式に合致したお線香です。

これから元号がどのようにに変わろうと、ずっとずっと伝えられていくお線香です。

さて、みなさん。毎日のお線香はどう保管していらっしゃいますか。

お線香立てに立てておく、箱を重ねて、いつでも取り出しやすいように、経机の上に置いておく。

どちらも間違いではありません。

間違いであるならば、お線香立ても経机も不要なものになってしまいますからね。

でも、少しだけ間違いがあります。

白檀の入っているお線香の取り扱いに関してです。

できる限り密閉して空気に触れない状態にしておかないと、香りが消えやすくなるのです。

つまり使い初めに蓋を開けた時と、そのまま開けっ放しにしておく時と、最後の数本を使う時では、白檀の香りの濃さがまったく別物になってしまうということです。

白檀そのものが、他の植物に寄生して栄養分を吸収しつつも、自ら光合成もする半寄生植物です。

挿し木や接ぎ木ではなく、種のみで増えます。

ただ、種はあっても、人工的な植林が難しく、「白檀」の香りだねと人の口に回るまで30年以上の時間を要します。

しかし、それは、白檀の塊であって、お線香1本1本にしてしまうと、白檀の香りはもっと弱いものになってしまいます。

ですから、白檀のお香を1箱あげようと決めたら、買ってきた箱のふたは開けっぱなしにしない。

あるいは、見た目が麗しい密閉容器に入れ替えるかして、最後まで白檀の香りを楽しんでもらいたいのです。



池上本門寺 花峰 – 佳香大宮 大バラ

このエントリーを含むはてなブックマーク Buzzurlにブックマーク livedoorクリップ Yahoo!ブックマークに登録

この記事を読んだ方は以下の記事も読んでいます:

タグ

2017年6月9日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:商品のご紹介

このページの先頭へ