柑橘系のさわやかな香りのお線香「もくれん」

もくれんは、春に花と葉を一気に芽吹かせることから、「自然への愛」という花言葉を持っています。

また、恐竜がいた時代から咲いていたと言われ「持続性」という花言葉も持っています。

どちらにしても、なかなかできることではないので、「崇高」という花言葉もあります。

もくれんの洋名は、マグノリアです。

というわけで今日は、慶賀堂さんの「もくれん」をご紹介します。

とてもさわやかな香りがします。

生花のもくれんの柑橘系のさわやかな香り、華やかで上品な香りを模しているからだと思われます。

もくれんの生花には、頭痛や鼻炎に効能があるとされているので、さっき「もくれん」を灯した我が家では、鼻がすっきりした感じがしています。

さすがに恐竜時代から咲いてた威力が出ていますね。

慶賀堂さんの「もくれん」には、炭が使われています。

古来より隅には浄化作用など、不思議なパワーがあるとされています。

昨今では、炭の効用は、あらゆる場面で化学的に発表されており、この炭を原料にすることにより、煙の量は格段に少なくなり、燃焼後の灰の色は白に近く、香炉の灰の汚れも少なくなります。

また、従来のように木そのものを伐採して使わずに済みますので、自然環境にやさしいエコなお線香なのです。

この「もくれん」、慶賀堂さんは、その音の響きと香りを合わせて名付けられたのではないでしょうか。

もくれんは、昔は蘭の花に似ていると「木蘭(もくらん)」と呼ばれていた時期があります。

しかし、現在では、蘭よりも、「蓮」に似ているのではないかと、「木蓮」と書かれるようになったそうです。

蘭にしても、蓮にしても、仏さまの周りでよくみられる崇高な花です。

一つの樹木の一つの花が、蘭にも蓮にも見えるというのは、仏さまからの贈り物ではないかと思われるのです。

ちなみに、辛夷(こぶし)も「もくれん」の仲間だったりします。



池上本門寺 花峰 – もくれん

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2017年4月8日 | コメントは受け付けていません。 |

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