絶妙な香りのコンビネーション『茶花(ちゃばな)~山野のやすらぎ』というお線香

2017年、早くも4月を迎えました。

都内各地の桜の名所では既に5~7分咲きとなり、ここお山の桜も今日の晴天で、ほぼ7分咲きといったところです。

また、平日とはいえ境内には桜見物の為、かなりの人で賑わっております。

日中、かなり気温も上がり、少々汗ばむほどでしたが花峰では定番の精進アイスが大変ご好評をいただいておりました。

さて、それでは今回も本門寺花峰にてお取扱いさせて頂いているお線香をご紹介させていただきます。

全国で売られているお線香の約70%が淡路島で作られているのですが、今日ご紹介する尚林堂さんは「あわじしまのお線香」というとてもわかりやすいキャッチフレーズでご商売なさっています。

なかでも『茶花(ちゃばな)~山野のやすらぎ』は、さわやかな香りの超微煙タイプのお線香です。

フローラルなやさしい香りに天然バニラの甘い香りをほんのり加えた本門寺花峰の店頭でも人気のある商品です。

いわく、朝霧のにおいがまだほのかに残る頃、野の花を一輪、お茶室に。

そこにはやすらぎと共に、どこか凛とした空気が流れる。

これをコンセプトに、この茶花は作られました。

白檀の香りがメインですが、ほんのりと天然バニラの香りもブレンドされています。

茶花は、大箱中箱ミニサイズと3つのラインナップから構成されていて、また茶花の種類も3種類あるので、用途に合わせた使い方ができます。

尚林堂さんは、「父がいて、母がいて、いのちを受けついで、私の番を、今、生きる」をモットーに掲げています。

めまぐるしく変わる現代社会。そのような環境の中、多くの人はストレスを抱えながら生活しています。

お香はそんな疲れた心と体を優しく癒します。

遠くはいにしえ、平安の頃より日本人に親しまれてきたお香。

伝統の香りを継承しつつ、新しい香りにも挑戦していきたいと、方針を決めています。

比較的新しくできたお線香のメーカーさんですが、新しいところでしかできないお香へのチャレンジ魂を持っているので、老舗のお線香メーカーさんに負けるとも劣らない製品が次々に出来上がってくるのです。

既に飽和状態とも思えなくもないお線香業界の中で、新たに会社を興し、新しい風を入れようという試みもまた頼もしいかぎりです。

さて、そんな尚林堂さんが作るお線香『茶花(ちゃばな)~山野のやすらぎ』に使われている箱をあらためて見てみました。

当店のような仏具店にも合うけれど、小洒落た雑貨店などに置かれていたとしても女性たちは手に取るだろうと思われるほど、かわいらしくて個性的なデザインが特徴です。

そのまま置いてもインテリアの邪魔にならないおしゃれさが感じられます。

是非、お試しいただきたいお線香の一品です。



池上本門寺 花峰 – 茶花 少煙 大バラ

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2017年4月4日 | コメントは受け付けていません。 |

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