首都圏の墓地~青山墓地

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著名人などが亡くなった際、各報道やニュースで、青山霊園や青山葬儀所という名前をよく耳にします。

特に青山霊園は、ここ池上本門寺同様、桜並木の名所としても、よく知られております。

青山霊園および霊園に隣接する青山葬儀所は、もともとは民間の斎場として明治34年にオープンしたそうですが、その後、大正14年に当時の東京市に寄付され、現在に至ります。

そのため、この青山霊園は青山葬儀所と共に、東京都の所有する施設です。

したがって現在は、東京都立青山霊園であり、日本初の公営墓地でもあります。

墓域には、歴史上の功労者をはじめ、文学者、芸術家、政治家等々多くの著名人墓所が数多く点在しています。

維新三傑として高名な大久保利通氏、細井和喜蔵氏の『女工哀史』の印税で建てられた「解放運動無名戦士墓」も存在していたり、また、かの忠犬ハチ公の墓所も存在します。

霊園と斎場をあわせた規模は、広大な面積を有していますので、著名人など大規模な葬儀で多くの人が集まる場合に利用されることが多いようです。

駐車場は、90台分のスペースを確保しています。

親族だけの密葬から、100人程度の一般的な葬儀、数千人規模の葬儀まで行えるそうです。

基本的には、1日に1件だけの利用になり、利用料金は、都内在住者の場合は若干お安い設定となっているようです。

それでも、通夜と告別式の2日間利用し場合、小規模葬儀が100万円近く、大規模葬儀が200万円近くとなりますが、著名人や社葬など大規模葬儀の場合、すべての葬儀費用を合計すると、だいたい1,500万円から2,000万円近くかかるようです。

100人から200人程度といった一般的な家族葬の場合は、すべての葬儀費用の目安が350万円から700万円程度だそうです。

尚、密葬の場合は、著名人でもマスコミには知らせず、もちろん報道取材なども一切断るそうです。

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2016年4月28日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:首都圏の墓地

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