密葬と家族葬

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昨今の葬儀の様式として「密葬」や「家族葬」などで執り行われる場合が多いかと思います。

本日は、それらについて少し触れてみたいと思います。

まずは、芸能人などのお葬式のニュースでよく耳にする「密葬」。

密葬は、元々は本葬の前に事情があって身内だけで行うお葬式のことを言いました。

しかし、現在で言うところの密葬は本葬をおこなわず密葬のみを行うことを指しています。

規模としては家族葬と同程度の規模で行います。

密葬の場合は「密」というだけあって、周囲にお葬式をすることを秘密にしたいという場合があるようです。

また、本葬にかわってホテルなどで「お別れの会」を行う場合も密葬を行う場合があります。

故人の遺言として密葬を指定されている場合もあります。

次に「家族葬」ですが、葬儀場の看板などにも「家族葬」という言葉が書かれるほどポピュラーなお葬式の形態の一つになりました。

家族葬とは、家族や親せき、親しいお友達などの気心の知れた間柄でのみ行われるお葬式のことを言います。

規模は、上記の密葬と同じ程度なのですが「家族葬」をおこなう場合は、お別れの会などを行うことはありません。

家族葬の一番の特徴は、本当に近しい人のみで、会葬者の対応にあわてることなく、ゆっくりと故人をおくりたいと家族が思っていることです。

そして「社葬」がありますが、これは一定以上の規模の会社の社長や役員などが亡くなってしまった時に行われます。

費用は全て会社が負担し、運営は当該社員と葬儀社で取り仕切るのが特徴です。

社葬には大きく「合同葬」「お別れの会」の二つに分けられる場合もあります。

「合同葬」は、遺族と会社が合同で行うことを指し、「お別れの会は」葬儀後、1か月以上ほど経過した後に行うことが多いようです。

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2014年11月17日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:現代終活考

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