収骨(しゅうこつ)

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火葬場で荼毘にふされた御遺骨を骨壷へお収めすることを、収骨(しゅうこつ)といいます。

西日本の方が、東日本に嫁がれた後に初めて葬儀に出ることになれば、その骨壷の大きさに驚くことかと思います。

東日本では、焼却した遺骨の全てを骨壷に収納する全収骨という形式で、西日本では部分的に収骨する形式なのです。

そのため西日本のものに比べ、東日本の骨壷は大変大きなサイズになっています。

愛知県など西と東の境の一部では、地域によってどちらかの形式なのか分かれているようです。

どちらの地域でも遺骨の中で喉仏は、お釈迦様が座禅を組んでいる姿に似ていることと首をいう身体の重要な位置にある骨ということから一番大切な部分とされています。

そのため、西日本の地域では、喉仏を中心に主要なものだけを骨壷に収めるのです。

東日本の方にとっては、残った骨はどうするの?と驚かれることでしょうし、逆に西日本の方にとって東日本の形式は、遺骨を全部入れるなんてそんなに骨壷に入るのだろうか、と不思議に感じることでしょう。

部分収骨の場合の残った遺骨は、集められた後には合同できちんと埋葬されています。

埋葬された残った遺骨は決められた場所できちんと永代供養がされます。

東日本では必ず持ち帰らなくてはいけませんが、西日本では何かしらの事情がある場合などは遺族の申し出により所定の手続きをとることで持ち帰らないという選択をすることも可能です。

東日本の方が始めて部分収骨を目の当たりにされたときには、遺骨を残しておくなんて・・・と良い心情ではないかもしれませんが、西日本の方にとってそれは昔からの風習です。

風習は違えど故人を偲ぶ気持ちに少しも変わりはないのです。

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2014年11月5日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:ご供養について

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