エンディングノートに記しておくこと

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死は必ずやってきます。

そして自分の死後も世界は淡々と時間を刻みます。

ということは、自分の死後の世界は、自分の他の人たちに全てゆだねられている…ということになります。

生前自分が、死後の想像をどんな風にしようと、死後その想像が現実となるかどうかは、自分以外の人間の手にかかっているというわけです。

死後何の望みもないと言う方でも、自分が死ぬ事で遺族に迷惑をかけたくないと思う方はたくさんいらっしゃるでしょう。

死後の世界に自分の意思を少しでも反映させたい、自分の死後にまで遺族に迷惑をかけたくない、そんな風に考える方達に最近指示されているのが、エンディングノートです。

エンディングノートの存在は、最近流行の終活セミナーなどでも必ずと言っていいほど取り上げられたり、人々の話題にものぼるので、ご存知の方も多いかと思います。

ではエンディングノートには、具体的にどんなことを記入すれば良いのでしょうか。

まずは、自分がもしもの時に家族に伝えておきたいことを記入しましょう。

一例ですが、延命治療が必要になった場合の希望や尊厳死について、臓器提供について、献体の希望の有無など。

また、介護が必要となった場合の希望。

次に、葬儀や通夜の形式についての希望。

死後、連絡してほしい人のリストの作成等です。

そしてお墓についての希望。

他には、相続財産についてです。

具体的には預貯金や借金の有無に始まり、生保、自宅や不動産について、またこれらについて書かれた遺書の有無など。

他にも、自分史を綴っておくこともお勧めです。

一番近い存在の家族が、その方の半生を知るのはとても大切なことです。

そして最後に、大切な人へのメッセージを残しましょう。



女性の3割は夫と同じ墓がイヤ? 意外なお墓事情 〈dot.〉|dot.ドット 朝日新聞出版

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2014年9月25日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:現代終活考

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